前回の投稿における①の項目「労働災害の防止や衛生管理の観点から、
従業員が安心して働ける環境をつくる事。」に対し、述べたいと思います。
厚生労働省の労働災害発生状況データによると
- 平成28年度の労働災害件数 約118,000件
- 平成29年度の労働災害件数 約120,000件
- 平成30年度の労働災害件数 約127,000件
※件数は、死傷災害の全業種データです。
上記の通り増加の一途を辿ってます。
一度、労働災害を起こすと、休職などにより労働力が不足する事での
生産性の低下や、労働基準監督署の監査対象となる事で、企業イメージにも影響が出かねません。
労働災害においては、防ぎ様のない事故もありますが、
従業員の判断が鈍くなる事によって、引き起こされる労働災害もあると考えます。そのリスクを低く保つ為に、経営者としてできることは、従業員がフィジカルとメンタルにおいてどうなのか?
定期的にストレスチェックを実施し、分析結果をもとに対処することで、職場環境の改善に繋がるのでは無いかと考えます。
弊社は、リハビリ型のデイサービスを運営しており、施設を利用されるご高齢者の送迎や、施設内の移動等、一般企業に比べ、リスクが山積してます。
従業員の判断が鈍くなることは、リスク拡大となる為、従業員が安心して働ける環境を追求していく事が、経営者として重要な責務と考えております。