「健康経営優良法人2020」について
健康経営優良法人2020について、先月経産省のHPにアップされました。
来年はオリンピックイヤーです。世紀のスポーツ祭典をきっかけに、「健康経営優良法人」の認定を目指す企業も多くなるでしょう。
今回は、「健康経営優良法人2020」の変更となった認定要件とポイントについて、簡単に述べたいと思います。
※こちらの表は経産省「第21回健康投資WG事務局説明資料②(健康経営顕彰制度の見直しについて)」をもとに編集しております。
「健康経営優良法人2020」の認定要件の変更について
まず、変更にあたっては、「大規模法人部門」「中小規模法人部門」に分けて、述べたいと思います。
本記事では、主だった点について述べますので、詳細は経済産業省のHPにてご確認ください。
大規模法人部門
①ホワイト500の50%ルールの撤廃と新区分の設置。
②健康経営度調査の項目について、空欄を埋める事を最低限の条件。
③経営理念の項目で「トップランナーとして健康経営」の普及に取組んでいること」を要件に追加。
④自社の取り組みを評価・分析・改善しているかどうか、PDCAサイクルを回しているかどうかを重視。
中小規模法人部門
①「制度・施策実行」の中項目での条件を満たし、かつ全体15項目のうち7項目以上を満たす事を条件。
②アピールしたい取り組みに関する定性記述。
③申請方法が、一部電子化となります。
「健康経営優良法人2020」の認定スケジュール
出典:令和元年7月19日「第21回健康投資WG事務局説明資料②(健康経営顕彰制度の見直しについて)」より
8月下旬より、「大規模法人部門」の健康経営度調査が開始となり、同じくして「中小規模法人部門」の申請開始となります。「大規模法人部門」は健康経営度調査のアンケートの結果で申請の可否が決まりますので、認定に関わる必須項目を満たす事と、空欄が無いようにすることを注意してください。
今年の中小規模法人については、申請方法が一部電子化となりますので、下記リンクより特設サイトをご覧ください。
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